夏の花粉症皮膚炎について

夏の花粉症

花粉症と聞くと、春と秋のイメージがあります。

しかし実は年中誰かしらは、花粉症で苦しんでいます。

花粉症とは、スギやヒノキなどの植物が飛ばす花粉が原因となって起きるアレルギー疾患です。

つまり季節ではなく、花粉によって起きてしまう症状です。

たとえ真冬の季節でも花粉が飛ぶと花粉症は発症します。

日本は縦に長い国ですから、寒い地域と熱い地域がはっきりとしています。

北海道の冬では花粉症は見られませんが、四国や九州など温かい地域になると、12月や1月でもスギの花粉が飛んでいることがあります。

いつまでたっても鼻水やくしゃみが止まらないというとき、冬の季節でも花粉症の可能性があるので注意しましょう。

もちろん冬でも花粉症があるのだから、夏でも花粉症は起きます。

6月~8月に多いのはイネ科・キク科の花粉症です。


イネ科はカモガヤやオオアワガエリという植物で、キク科はヨモギやブタクサという植物です。

花粉症による皮膚炎

花粉症と聞くと、くしゃみや目のかゆみなどをイメージしますが、皮膚炎をおこす場合もあります。

通常皮膚にはバリア機能があるため、花粉がついても何か起きることはありません。

しかし肌荒れなどによりバリア機能が低下してしまうと、花粉の付着による皮膚炎をおこすことがあります。

花粉症は基本的に耳鼻科や内科で治療を行いますが、皮膚炎が発症した場合は皮膚科にも相談したほうがよいでしょう。

夏の花粉症対策

一般的な花粉症対策は、マスクや眼鏡などで花粉が粘膜や皮膚に付着しないようにする方法か、炎症を止める市販薬を早めに飲むかなどです。

また室内に花粉症を入れないなどの対策もあります。

夏の花粉症は、上記の方法が有効です。

そしてもう1つ有効な方法として、雑草を生えさせない、というものもあります。

春の花粉症はスギ科の植物などで起こります。

スギそのものを切り倒せば花粉症は起きませんが、それはあまり現実的ではありません。

しかし夏の花粉症やイネ科やキク科など、地面に生えている草で起こります。

このため庭などの敷地内の雑草が生えないようにするだけでも、花粉症対策になりえます。

花粉症治療ができる新宿の耳鼻科

「新宿駅前クリニック・皮膚科」

JR新宿駅西口近く、ヨドバシカメラゲーム館の隣にある河野ビル3階にあるクリニックです。

JR新宿駅なら徒歩1分、小田急新宿駅なら徒歩2分、京王新宿駅なら徒歩2分の距離にあります。

土曜日・日曜日・祝日が休診日です。

診療時間は平日の10:00~14:00、15:30~19:00までです。

診療終了時間の15分前には受付が終了するので、受付終了時間は18:45までです。

新宿駅前クリニック・皮膚科では花粉症皮膚炎に対して、塗り薬と内服薬で治療を行います。

花粉症皮膚炎以外にも、化粧品かぶれなどにも対応しています。