温暖な瀬戸内海式気候で年間を通じて過ごしやすい広島の家づくりにおいて、気候や環境に合ったエクステリアは家の第一印象を決定づける重要な要素です。おしゃれな庭や魅力的な門構えは、訪れる人々に心地よさと温かみを感じさせるため、手抜きのできない部分と言えます。そこで今回は、広島で特に人気のあるエクステリア素材と、その施工事例を紹介します。
広島で選ばれるエクステリア素材
広島で選ばれるエクステリア素材は、都市部や郊外によって変わってきます。まず都市部であればモダンなイメージを重視し、土間コンクリートや乱形石などの素材を床面にして駐車場を作ります。また、庭はウッドデッキと人工芝など天然の素材を使いつつ土をあまり露出しない施工が行われている事例も少なくありません。プライバシーを意識してパネル設置も行いますが、安易にコンクリートブロックを用いるのではなく、コンクリート部分を一部にして残りをメッシュフェンスの素材にするといったことも行われています。安芸区のような広島の郊外では温かみを感じさせるレンガ素材が好まれる傾向です。植込にレンガを使ったり、床の乱形石も華やかな色合いのものが選ばれやすい傾向です。もちろん景観にマッチしていれば、必ずしもこういった選び方をする必要はありません。好みに応じて最適なエクステリア素材を選びましょう。
エクステリアと外構の違いは?
よく混同されるのがエクステリアと外構です。これらの違いとして、エクステリアの一部として外構があるというイメージです。外構は門、フェンス、カーポートなどの構造物を意味しますが、エクステリアはそれらを総合した空間のことです。より幅広いイメージとしてエクステリアという言葉を用いると良いでしょう。
エクステリアデザインの1つ・オープン外構
エクステリアデザインで近年増えているのがオープン外構と呼ばれる構成です。あえてフェンスを作らないことで開放的な外構を作ります。日当たりや風通しがよく、開放感があります。それでいてコストを安くできる点もメリットです。