枚方市（ひらかたし）は大阪の北東部、北河内地域の中心都市です。中核市にも指定され、人口の多い地域ではあるものの、同時に介護が必要な人々も多く住んでいる場所でもあります。このような状況の中、自宅で居心地の良い暮らしを実現するために奮闘しているのが居宅介護です。今回は枚方市の居宅介護について解説しましょう。
枚方市の居宅介護支援事業について
枚方市でも介護の一サービスとして居宅介護支援を行っています。これは直接訪問して身体介護などを行うものではなく、ケアプランを作成することを言います。いわゆるケアマネさんが自宅に来てサービスを提供するものです。枚方市では圏域と小学校区によって詳しく分類されて介護が必要な人に案内を行っています。圏域は枚方市内のエリアを分けたもので、第1～13圏域に分かれているのが特徴です。この圏域ごとに居宅介護支援事業所が設置されており、住んでいる人の圏域のケアマネさんが対応する形になります。さらにエリアが分かるように小学校区に分けているのも特徴です。この区分けによって、より詳細な区分を可能としています。このような圏域と小学校区によって分かりやすく枚方市の居宅介護支援サービスを提供しているのが特徴です。
居宅介護支援と訪問介護の違いは？
よく混同されるものとして居宅介護支援と訪問介護が挙げられます。確かに在宅サービスという意味では同じですが、直接サービスを提供するか、しないかによって大きく両者は異なります。居宅介護支援はケアプランなどの計画を立てるサービスなのに対し、訪問介護は直接介護を提供するものを指すのが大きな違いです。
居宅介護支援事業所のケアマネジャーの役割は？
簡単にいえば、居宅介護支援事業所のケアマネージャーは本人や家族が最初に相談をする介護の窓口です。これが役割と言えます。居宅介護支援で入浴介助が必要と判断すれば、ケアプランを作成して入浴介助のサービスを提案します。そして本人や家族の同意が得られればサービスが開始されるという流れです。
