花粉によるアレルギー反応

鼻水

花粉によるアレルギー反応の代表的なものと言えば、鼻水です。
そもそも鼻水が出るメカニズムとしては、花粉を外に追い出すことはもちろん、外から侵入させないようにするという役割も持っていると言えるのです。
花粉症の人は花粉が入ってくることによって、体内でそれらの防衛機能が働きます。
それがそもそも鼻水が出る原因となっていて、あのしつこいまでの鼻水の正体です。
これはアレルギー反応なので、自分で抑えようとしても難しいです。
時間が経過すれば花粉症の症状も出てこなくなりますが、それでも長い人だとアレルギー反応が数日から数週間ほど続くということもあったりします。
そのため、まずは花粉を体内に取り入れないようにし、徹底的に対処することが必要です。
鼻水はアレルギー反応の中でもまず最初に出てくることなので、注意しましょう。

くしゃみ

くしゃみも花粉によるアレルギー反応の代表的なものとなっています。
なぜ花粉症の人はくしゃみが出るのかというと、それも防衛反応の1つです。
体内にある花粉をとにかく外に出そうと身体が必死になっているのです。
花粉症の人によって花粉はアレルゲンなので、体外に出そうとします。
それによってくしゃみが止まらなくなってしまうというのが、メカニズムです。
また、くしゃみが出ると同時に鼻水も出ることが多く、これが無限に続きます。
もちろん花粉が散布される時期を過ぎれば、自然と症状も落ち着くでしょう。
その他にも、実は花粉症によってくしゃみが出続けると、疲労感や倦怠感を覚えることも。
頭がぼーっとしたかのような感覚となり、結果的に何もしたくなくなるということもあるため、仕事や勉強に支障が出るということも少なくありません。

花粉症の治療は皮膚科?

花粉症の治療と言えば耳鼻科がおすすめですが、実は皮膚科でも治療可能です。
そもそも花粉症が出るところは鼻の皮膚表面ということもあって、その対処が必要です。
皮膚科ではこの鼻の内部の皮膚を焼くなど、花粉症の症状を出なくしてくれます。
花粉を外に出すための防衛本能なので、焼いてしまうというのは抵抗がある人もいるかもしれませんが、治療をすれば花粉症に悩まされることもありません。
どうするかは人によって違ってきますが、そこはまずしっかりと判断してみると良いです。
不安や心配な人は、皮膚科の専門医に相談してみてください。
その他、耳鼻科の専門医などにも相談して、症状を抑えることができるかどうかも判断してみると良いのではないでしょうか。